2010年09月14日

無料犬 リッキー

iconN11優勝の事務員ですiconN11

最近やっと朝晩が過ごしやすくなりましたね!

さて、私の家で飼っている犬のリッキー(オス)は今年11歳いぬ
無料犬 リッキー
一見『柴犬』にも見えるが雑種なのです。

このリッキー君、実は動物保護センターからもらってきた…そう捨て犬です。

毎年どれだけの捨て犬・猫が動物保護センターに引き取られ処分されるのか…

そんな中、湖南市岩根にある『滋賀県動物保護管理センター』が毎月第2・4水曜日
保護された子犬の譲渡会が行われているのでちょうど11年前の今頃行ったんです。
すると大きなサークルの中に約10匹位の子犬が首に番号札をつけています。
犬を引き取りたいと思って見に来ている人はどの犬が飼いたいか見定めています。
やはり飼う時は元気でひとなっつこい犬を皆さん選ばれます。
そんな中、私は柴犬に似た子犬が気に入ったんですが少々皮膚病におかされています。
見に来てる人が口々に『この犬可愛いけど病気やしあかんなぁ…』って…

気に入った子犬がいたらホワイトボードに書かれた犬の番号の所に名前を書きます。
やっぱり元気なコロコロとした子犬は人気が殺到し抽選になります。

病気気味の柴犬似の犬の番号横には誰の指名もありません…
子犬の譲渡の対象は大体3ヶ月未満位の子犬。
この柴犬似の子犬を誰も飼わなかったら処分対象の確率が高くなります。
こんなに可愛いのに…でも体弱かったら育てる自信が…

そんな時保護センターの人が『時間なのでそろそろ〆切らさせて頂きます!』と…
私は思わず柴犬似の番号横に名前を書きました。
勿論、私以外飼いたい人がいなかったので抽選はありません。

犬の飼い主が決定すると約1時間講習を受けます。

終わって帰ろうとすると『ちょっと待って下さい』と私だけセンターの人に呼び止められました。

そう、この犬だけ皮膚病があるので心配して今までセンターで使ってた薬をくれはりました。

センターを最後にでた私…
とっても辛い思いをしました。
それは譲渡に出されてた子犬の飼い主がなく取り残された犬達。
さっきまで元気な鳴き声をしてたのに、自分の先の運命をわかってか
もの凄く悲しい声で鳴くのです…
思わず残された子犬全てを飼いたい衝動に駆られますが無理な話で
後ろ髪ひかれる気持ちを何とか断ち切り家に戻った事を覚えてます。

あれから11年
柴犬似の子犬がこのリッキー!
見ての通り元気で、さすが雑種!

ペットショップに行くとウン万円万する金額の犬を見ては
『うちの犬はタダ犬(無料犬)だけど可愛いんだぞ!』と親バカ気分でいます (^_^)/~



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Posted by 株式会社 優勝 at 09:53│Comments(0)事務員の日記
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